女性刑務所で職業訓練始まる!

法務省から委託されたセラピスト教育

職業訓練に向かう一般社団法人メディカルエステ協会東京学院・埼玉学院・横浜学院の講師 “がんばっています”

法務省の委託事業で社会貢献を!! 私たちが取り組んでいるのは、一度は罪を犯した人達に、しっかりとした技術と資格を身につけて 社会復帰を後押しすることを目指しています。
講座名は「総合美容技術科」半年間のカリキュラムは325時間で月・火・水・木曜日に授業が行 われ、授業の内容は「アロマセラピー・リフレクソロジー・リンパドレナージュ・フェイシャルの4科目」 となっています。

フランスでは、ソシオエステティックと言います。

この実現は私たちの夢でした。 女性には結婚、出産、介護と、人生に幾度かの節目があり、更年期には心身の変調に悩む時期もあります。 その節目を経験し、不幸にして受刑者になってしまった女性の立場で第二の人生のありかたは考えるべきです。 実際に法務省の方に、お聞きすると女性の場合は受け身の状況が目立ち、男性に巻き込まれてしまったケース が多いようです。

言いかえると、しっかりとした職業を持っていなかった為に巻き込まれたと言えるかも知れません。そのような人たちが二度と犯罪に手を染めないよう、実際に役立つ職業としてセラピスト技術を習得し刑を終 えて社会に出て再び迷惑をかけないための教育をめざしたい。エステは比較的「天賦の才」を必要とせずに積 み重ねから蓄積される才能を要するようです。社会復帰を果たすことは社会貢献に寄与することと考えています。

法務省の皆さんとカリキュラム等を相談しながらスタートしたのが約13年前、それから2年のミーティングを 実施しながらセラピスト育成の一期生が始まったのが11年前になります。 現在は21期生が授業を受けています。 今後も長く続けていくために、皆様のご支援を賜りたく宜しくお願いいたします。